アメブロでは許可申請に関して記載して来たが
最近また問い合わせが増えておりますので、今年も
書いておきますw
まず、特定動物の飼養許可は誰でも簡単に申請出来ます。
通らないと言う方は、担当の職員が無知だったり申請時に
横柄に喋ったりした方だと思いますよ・・・
では基本の申請方法について
バーミーズ、レティック、ボアコンの場合。
ケージは水槽型で許可は下ります。
注意点は、内装材に強化ガラスか硬質合成樹脂で
天井と前面以外を覆っておかないと許可は下りません。
ケージの心材は木製でも大丈夫です。
天井部分は金属製のメッシュが動物に押し上げられても
外れない構造か壊れない構造でないとNGになります。
ケージの継ぎ目には必ずシリコン材等で防水加工を
行っていないと許可は下りません。
前面ガラス部分は必ず6mm以上の強化ガラスか
透明な強化アクリルじゃないと許可は下りません。
上記の条件をクリアした上で、全面ガラスには完全に
ロックが掛かる鍵が必要になります。
ここまですれば許可は下ります(大阪市は100%通ります)
ワニの場合。
これもバーミーズ等のケージで申請可能ですが、
ワニの場合は餌の投入口をケージ上部に設置しないと
いけません。
エサの投入口の有無は申請窓口で職員さんと要相談で
決まりますので、投入口は自治体によっては不要の場合も・・・
後々の施設検査で追加を指示されても困るので、最初に
設置しておいた方が無難でしょう。
そして・・・ケージを設置する部屋には鍵がかかること。
ケージが地震等で倒れないように壁面固定か突っ張り棒で
固定する事が条件になります。
ケージ自体の自重が重たい場合は免除されることもあります。
その他、自治体によって必要になる書類。
咬傷時に診察が可能な病院一覧。
これは万が一動物に咬まれ、裂傷等が酷い場合に
診察してもらえる病院の住所や電話番号を記載した
書類になります。
飼養が困難になった場合の引き取り先。
特定動物ですから、それなりの施設に引き取って
もらうか殺処分の2択になりますので、引き取り先が
ない場合は殺処分と言う書類になります。
スネークフック、防護手袋の常設。
これは自主的に準備するものですが、常設しておくと
前向きな飼育者と言う事でポイントは高いですw
賃貸マンションやアパート、賃貸住宅に居住の場合は
家主、管理会社の許可が必要になりますので、ハードルは
かなり上がると思います。
特定飼養許可申請は申請書を作り出すと案外簡単に
作成出来ますし、本当に簡単に許可が下りますので
検討してみては如何でしょうか?
※あくまでも大阪市の申請が基本の記事ですので
各都道府県の自治体に確認して申請してください。
※不明な点はご連絡いただけましたら、わかる範囲で
お答えさせていただきます。(電話相談のみ)