少し前にも記載しましたが、当店の書き方もかなり割愛して掲載しており
間違いがないように詳しく記載しなおしておきます。
まず、ブッシュバイパーの飼養をお考えの方。
各自治体の飼養許可を取得してください。
販売時には許可証の原本と本人確認書類を提出して頂き、本人確認を行います。
許可証発行の自治体にも確認させて頂きますのでご了承ください。
当店からの販売条件も確認の上、許可を申請してください。
わからない場合はご相談を受付いたしますが、必ずお電話で
最初に【ブッシュバイパーの飼養許可取得の件で】とお伝えください。
過去の掲載に【3、市販品以外のケージで必ず強化ガラスの物での飼育。】
とあり、どのようなケージになるかご説明しておきます。
市販品とは、各メーカー品のことを指し各ショップ様ですぐに購入できるケージです。
既成品には強化ガラスが使われておりません。
ショップ様のオリジナルで強化ガラス、アクリル樹脂製のものは一度内容を当店で
確認の上、購入してください。
当店が指定するケージは強化ガラスを使用しておりますが、アクリル製の物でも
自治体の許可が出るものなら大丈夫です。
必ず強化ガラス製か硬質アクリル樹脂製の物にしてください。
材質に関しては各自治体や環境省HPに記載されている基準を確認し
十分理解の上申請を進めてください。
ケージを設置する場所、部屋ですが必ず施錠設備がないと許可は出ません。
もちろんケージの扉部分にも施錠が出来ないものは許可が出ません。
有毒種の飼育申請は他の特定動物の飼養許可に比べハードルは高く、
興味本位での取得はまず許可が出ません。
有毒種の脱走はあってはならない事ですので、ケージを設置する際も必ず
壁面固定か底面固定を行うことになります。
これは転倒時にケージが壊れ、脱走事故に繋がるのを防ぐものです。
※先日許可を取得された方は、ケージの中にケージを入れての飼育が条件で許可が出ておりました。
血清の常設 についてですが、自治体での判断は必要と判断する自治体と必要なしと判断する自治体にわかれます。ブッシュバイパーには血清がありません。
前者の場合はブッシュバイパーの毒性がどのぐらいの強さで、咬傷被害時の症状も海外サイトの論文などを提出し自治体と協議となります。 ※後者の場合の書類も必要。
※毒性についてはここでは記載しませんのでご自身でお調べください。
※ブッシュバイパーの血清が無い理由についても調べればわかります。
後者の場合は救急病院等に問い合わせをし、毒蛇(マムシ)に咬傷された場合の診察が可能かどうかを確認し、診察が可能な病院を2か所は病院一覧書類として提出することになります。
自治体によっては病院からの診察可能を証明する書類が必要になり、病院で相談の上発行してもらってください。
万が一咬傷された場合は事前に調べておいた救急病院に駆け込むことになります。
治療に関しては傷口の切開を行い洗浄の上、経過観察とのお話はとあるお医者様に聞きました。
血清に関しても、万が一重症化した場合はマムシの血清を使うらしいですが、血清も他の動物から作られており、まずは血清でアレルギー反応が出るか出ないかを調べてから使用するらしく、実際重症化してみないとわかりませんw
安易に許可を取ってみようと思っている方は辞めてください。
本当に飼育したい前向きな方は事前に調べてご相談されておられてます。
ブッシュバイパーが安いなら許可を取ろうとお思いなら辞めましょう。
他の特定動物の飼育許可を取得している方に迷惑がかかります。